平成14年11月20日
14つ総高第457号
東京都立つばさ総合高等学校ホームページ管理運用規程
(目的)
第1 本規程は、東京都ホームページ利用要綱、東京都教育委員会におけるホームぺージ利用要綱、及び東京都立
高等学校ホームページ管理運用規程に基づき、東京都立つばさ総合高等学校がインターネットのホームページ
を活用し、学校に関する情報を提供することにより、わかりやすく開かれた学校を実現することを目的として
必要な事項を定めるものである。
(ホームページ管理者及びホームページ管理運用責任者)
第2 ホームページ管理者(以下「管理者」という。)は校長とし、ホームページの管理運用及びセキュリティ対策
を統括する。
2 管理者は、ホームページ管理運用責任者(以下「責任者」という。)を原則2名置き、ホームページの管理運
用及びセキュリティ対策の実施に当たらせる。
(情報化推進委員会の設置)
第3 ホームページの管理運用、ホームページに掲載する情報の選定及び校内調整を行うため、情報化推進委員会
(以下「委員会」という。)を設置する。
2 委員会は、次の事項を所掌する。
一 ホームページの管理運用に関すること。
二 ホームページの掲載内容に関すること。
三 セキュリティに関すること。
四 人権尊重及び個人情報の保護に関すること。
五 知的所有権に関すること。
六 その他
3 委員会は、教職員の中から管理者が任命する者をもって構成する。
一 委員会には、委員長(管理者)、委員長代理を置き、委員長が委員長代理を責任者のうちから指名する。
二 委員長は、委員会を招集し、委員会を主宰する。
三 委員長代理は、委員長を補佐し、委員長が不在の場合に、その職務を代理する。
(教育・訓練)
第3の2 管理者は、責任者に対してネットワーク管理及びセキュリティ対策に関する教育を定期的に実施する。
(評価)
第3の3 管理者は、システムの安全性(セキュリティ対策)に関する評価を、定期的に実施する。なお、評価基
準は別に定める。
(不正侵入及び改ざん等への対応)
第4 管理者は、ホームページのセキュリティを確保する。責任者は、セキュリティ対策に関して管理者を補佐す
る。
一 管理者は、ホームページに対して外部から不正に侵入・改ざん等の攻撃を受けた場合の対応を別に定める
「不正侵入・改ざん等管理運用基準」に基づき、不正侵入の防御、早期発見及び迅速かつ適切な対応を行う。
二 ウイルスの感染を防ぐために、常にウイルスチェック済みのデータを使用する。
三 定期的にウィルスチェックソフトウェアを実行し、感染の早期発見に努める。
四 コンピュータウィルスに感染した場合は、対応についての相談を総務部教育情報課情報化推進担当に速や
かに行う。また、その状況及び対応経過についての報告は、TAIMS掲示板「ウイルス届出(教育庁)」により
行う。
2 前項第一号及び第四号の事故が発生したときは、発見者は管理者に報告する。
3 前項第一号及び第四号の事故が発生したときは、管理者は教育庁学務部長に報告する。
4 前項第一号及び第四号の事故のうち、重大な事故または他所属へ影響を与える事故が発生したときは、教育
庁総務部教育情報課長に報告する。
(個人情報・知的所有権の保護)
第5 ホームページに情報を掲載する場合は、東京都個人情報の保護に関する条例及び東京都著作権取扱要綱等に
基づき、人権尊重、個人情報、著作権等の知的所有権の保護等に十分注意する。
一 生徒等の氏名、住所、電話番号、生年月日、成績等の個人情報は公開しない。
二 生徒等の作品、肖像等をホームページ上で公開する場合は、生徒及び保護者等の同意を得た上で行う。な
お、氏名の表示について教育上必要がある場合は、生徒及び保護者等の同意を得た上とし、原則として姓を
用い名は使わない。
三 PTA等の学校教育活動協力者(以下「協力者」という。)の作品、肖像等をホームページ上で公開する場
合は、協力者の同意を得た上で行う。
四 著作権等に係る知的所有物をホームページ上に掲載する場合は、必ず知的所有権者の了解を得て行う。ま
た、知的所有権の所在を明記する。
(機器類の管理)
第5の2 ホームページをインターネットサービスプロバイダー(以下「ISP」という。)にアップロードするた
めのパソコン等の機器類、ネットワーク及びソフトウェア(以下「機器類」という。)については管理者が
管理する。
2 機器類については、機種、導入済ソフトウェア、ライセンス、設置日(購入日)、保守連絡先等の事項を所定
の台帳に記載、管理する。
3 責任者は、機器類の利用者に対して、以下の事項を遵守させる。
一 無断で機器類に周辺機器を増設しないこと。
二 機器類の盗難防止に十分な注意を払うこと。
三 無断で機器類及びFD等の記録媒体を校外に持ち出さないこと。
四 無断でソフトウェアのインストールや設定変更を行わないこと。
五 ソフトウェアの不正コピーを行わないこと。
六 FD等の記憶媒体を机上に放置しないこと。
七 不要になったハードディスク上の情報は、速やかに削除すること。
八 不要となった記憶媒体を廃棄するときは、情報が漏洩しないようデータを完全に削除してから廃棄するこ
と。
九 第三者による機器類の不正操作を防ぐため、離席時は、パスワード付きのスクリーンセーバーを起動又は
コンピューターをパスワード付きでロックする等の操作を行うこと。
十 業務以外の目的で機器類を利用しないこと。
十一 指定された以外の方法で、他のネットワークにアクセスしないこと。
十二 機器類に保有している情報の保護に努め、データ破壊、改ざん、情報漏えい等の事故を起こさないように
すること。
十三 パスワードについては、別に定めるルールに従って、適切に設定・管理すること。
(アクセスの管理)
第5の3 ISPのユーザアカウントは管理者及び責任者のみが使用できるものとする。
2 ユーザアカウントは、アクセス開始時刻、アクセス終了時刻、使用者名等の事項を所定の台帳に記憶・管理
し、定期的にISPのアクセスログと比較検証する。
3 ユーザアカウントのパスワードは第三者に推測されにくいように設定する。ユーザアカウント及びパスワ
ードの設定・管理についてのルールは、別に定めるとおりとする。
4 ホームページ上に掲載するデータは、ISPへのアップロード前に必ずバックアップデータを取得する。ま
た、ISPにアップロードしたデータは、定期的にバックアップデータを取得し、アップロード前に取得した
バックアップデータと比較検証する。
(ホームページ上に掲載する情報)
第6 ホームページ上に掲載する情報は、「東京都立高等学校ホームページ管理運用規程」により、次に掲げるもの
とする。
一 学校の沿革、学校経営、管理運営規定、校務分掌組織、学校の課程等、学校の所在地、交通手段・最寄駅
二 特色ある教育活動
三 学校生活
四 学校・学年だより
五 学校行事
六 部活動
七 生徒会活動
八 入試情報
九 施設設備
十 卒業後の進路情報、資格取得状況
十一 学校運営連絡協議会(学校の自己点検や学校評価結果)
十二 予算
十三 校内研修、研究成果
十四 表彰、受賞、制作作品
十五 学校開放事業、
十六 PTA活動
(電子メールによる意見、要望等の受付)
第7 ホームページに関する意見、要望等の受付先として、学校のEメールアドレスを公開する。
(リンク)
第8 本校のホームページに対する他からのリンクは、教育目的のものについては原則自由とする。また著作権表
示を明確にし、ページの複製等については、本校校長の同意の上認める旨をホームページ上に明記する。
2 本校ホームページから他のページへのリンクは、教育的効果を十分配慮し設定する。有害情報等が含まれる
と判断されたページへのリンクは設定しない。
(禁止事項)
第9 次に掲げる内容は、ホームページ上に掲載しない。
一 第三者を誹謗中傷したり、第三者に不利益等をもたらすもの
二 犯罪行為に結びつく恐れのあるもの
三 法律に違反するもの、公共の福祉に反するもの及び教育上不適切なもの
四 営利を目的としたもの
(ホームページ上での規定の明記)
第10 本規定を本校ホームページ上で必ず明記する。
(規定の見直しについて)
第11 本規定に示した事項に見直しが生じた場合は速やかに委員会を召集し、十分に検討した上で規定の見直しを
行う。
附 則
この規定は、平成13年10月15日付「インターネット利用に関する校内規定」を「14教総情第212号
(平成14年11月19日)」通知による東京都教育委員会指定の様式に文言及び条項の整理、修正をおこない、
平成14年11月20日(14つ総高第457号)より施行するものである。
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